8月は…
- 京子 向
- 2022年9月10日
- 読了時間: 4分
8月のご報告です

それはそれは濃ゆーい
夏の1ヶ月でした
7/31にお箏の練習会が済んで
さあ、8月のイベントに向けて
がんばるぞぉっと気合いは充分
しかし
お箏の先生から
「次の課題曲は…」
と3冊の楽譜を示されて
「お貸ししますので、どれにするか決めて下さいね」
…あらー💦
ということで
新しく2曲の課題をいただきました

↑ 課題曲のひとつ「備北讃歌」です
その練習を進めつつ…
8/14は京丹後にリハーサル
8/21は神鍋にてその本番
「夏の終わりのハーモニー」
主催者さんをはじめ
出演者さんもお客様も
飛び入りの参加者さんも
プロもアマチュアも関係なく
音楽を楽しんだコンサート
良い時間をいただきました

↑ご来場下さった、ソプラノの三上さんと
全国各地で
感染拡大防止の名の下に
吹奏楽などのコンクール出演辞退を余儀なくされたりするニュースを
耳にする度に胸が痛みます
感染拡大防止の名の下に
不健康になる気がしてなりません
今、起きていることは
医療と補償のシステムの機能不全です
現状に合致していない対策は
社会を不健康にしていますね
早く気がついてほしいものです
翌日の8/22は大阪心斎橋にある
タブラオ「ミ・ヴィダ」さんでの
フラメンコライヴに出演させていただきました

↑終演後の集合写真
二部制の入替制なので
本当に沢山のお客様がお越し下さいました
フラメンコはギターと歌と踊りの
三位一体と言われる通り
この三つの要素があるのが自然なことなのですが
タブラオはお食事しながら
その三位一体を観ることができる場所なので
必然的に「お客様」の存在が
とても大きく作用します
演者が素晴らしいパフォーマンスを繰り出せば
お客様に感動が沸き起こり
それがまた演者に伝わって
相乗効果のようにその場所そのものが
素晴らしい雰囲気に包まれることになります
ちなみにインド舞踊🇮🇳の考え方でも
この状態になることが
ヒンドゥーの最高神である
シバ神への最高の捧げ物とされています
(シバ神は、宇宙一のダンサーなのです😆)
話がそれました🙇🏻♂️
2020年以降の状況で
お客様の存在というもの
あらゆる場面で人が
「集う」
ということの意味を
しみじみと考えています
8/21も、ご共演者のひとりのご家族が
海外の嫁ぎ先からやっと
日本への入国が叶って
ミ・ヴィダさんに観に来られているとお聞きして…
お互いに再会を確認されている
無言のハグが目の裏に焼き付いて
離れません

↑帰り道、えびす橋を臨んで
きっとどなたも様々な想いを抱えて
今を過ごしておられると思います
演奏や舞踊など
舞台に立つ仕事につく人間として
何が出来るのでしょう…
そんなこんなを考えながら
8/25.26と東京に行って参りました
故:濵田滋郎さんの追悼コンサート
「JIRO homenaje por Dos caras de la Pación Española vol.7」
滋郎に贈る
熱きスペインのふたつの個性vol.7

スペインを代表する音楽といえば
言わずもがな、フラメンコなのですが
クラシック音楽も大変に盛んで
素晴らしい作曲家を多数輩出する
お国柄なんですね

↑開場前の「楽屋」さん入り口
会場はライヴハウスでありながら
そのふたつを含めた
スペイン音楽を一挙に楽しめてしまうという
なんとも贅沢なコンサートでした
↓プログラムはこちらです

フラメンコのカンタオーラがふたり
テノールがひとり
ソプラノがひとり
フラメンコのバイラオーラがひとり
フラメンコギタリストがひとり
ピアニストがひとり
おひとりおひとりの技術の高さに加え
編曲も演出もとても自然で
飽きさせることのない展開で
アンコールが終わっても
拍手が鳴り止みませんでした

↑拍手に応えるメンバーさんたち
翌日はご出演者であった濵田吾愛さんに
スペインの宗教を通して
歴史とフラメンコを考察するという
レクチャーをしていただきました
コンサートの翌日なのに
朝から2時間たっぷりの講義です
スペインには
・ユダヤ教
・キリスト教
・イスラム教
のそれぞれから多大な影響を受けたあとが
あちらこちらに見られます
スペインのみならず
ヨーロッパ史全体を通して
この3つはほぼ主軸をなすものと言っても良いのではありますが
中でもとりわけスペインは
ドラマティックでありかつ
黒歴史的な側面が色濃いのですね
深い、深い講義となり
どんどん続けていただきたいところでしたが…
「グー」
とお腹も鳴って😂
品川駅のオシャレなカフェで
昼食をとり
吾愛先生と聴講生の石黒さんに
かたがたお礼を申し上げて
新幹線に乗り込みました

いよいよ9月が始まります
少しずつ秋の気配ですね
10月〜12月は
イベント目白押しになりますので
9月は大切な準備期間ともいえます
日々、精進いたしますね!




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